中国渡航前チェックリスト
中国で困ることは、困ってからでは直せません。VPNのサイトはブロック済み、海外App Storeには切り替えられず、認証コードは届かないアプリに飛び続ける。だから対策はぜんぶ日本で、できれば出発の数日前に。このページは当サイトの中国ガイド50本超を7項目・約90分に凝縮したものです。印刷するか、現地でも開ける「ファイル」アプリに保存を。
1. VPNを入れてテストする
唯一、後からでは絶対にできない項目。Traveler's VPNを入れ、一度接続してInstagramが開くことを確認。合法性が気になる人は正直に書いた解説をどうぞ。
2. 決済:まずAlipay
中国はQR決済社会で、日本のカードは店頭でほぼ使えません。Alipayの旅行者向け設定(15分)+予備のWeChat Pay+現金少々で完全装備。
3. メールを「届く場所」へ
Gmailはブロックされます。予約確認や認証コードが来るメールは、旅行中だけiCloudメールかOutlookへ転送を。どちらも中国でVPNなしで開けます。
4. ダウンロードできるものは全部ダウンロード
- 動画・音楽:Netflix・YouTube Premium・Spotifyのオフライン保存は現地でも再生できます。
- 翻訳:Apple翻訳の中国語オフラインパック(Google翻訳はブロック)。
- 地図:行き先をAppleマップに保存し、住所は漢字でメモにも。
5. 二段階認証を旅行対応に
ローミングでSMSが届くか確認し、可能なものは認証アプリへ。バックアップコードはGoogleドライブではなく(開けません)、メモか紙に。
6. WeChatを設定し、認証の山を越えておく
ホテルもガイドも連絡はWeChat前提です。新規登録は既存ユーザーの「保証」が必要な場合があるので、頼める人がいる日本のうちに。
7. 書類はオフラインで開ける場所へ
eチケット・ホテル予約・パスポートのコピーは「ファイル」アプリかAppleメモへ。iCloudは中国で普通に同期します。
1行版:ダウンロード・ログイン・認証コード・QRの保証、この4つが絡む作業はすべて空港より前に。準備したiPhoneにとって中国は快適な国です。準備しなかったiPhoneにとっては2週間の圏外です。
よくある質問
どのくらい前にやればいい?
出発の数日前が理想です。カードの本人確認やWeChatの保証など、引っかかった時に立て直す時間が要る項目があるためです。作業自体は合計90分ほどです。
もう中国に着いてしまった場合は?
ホテルのWi-FiでトラベルeSIMを購入・インストールするのがほぼ唯一の抜け道です(eSIMのQRはメールで届くため)。iCloud・iMessage・Appleマップ・Bingは何もしなくても動きます。VPNは、正直なところ出発前の決断でした。
香港・マカオ旅行でも必要?
ほぼ不要です。ファイアウォールは本土のみで、アプリは普段どおり動きます。決済と二段階認証の項目だけはやっておいて損がありません。