中国でGoogleマップは使える?
使えません。しかも、これはVPNでも直らない珍しいケースです。Googleマップは他のGoogleサービスと同じくブロックされていますが、問題はもうひとつ。中国の地図データは法規制(GCJ-02座標系)により意図的にオフセットされており、VPNで開いたGoogleマップは現在地もピンも50〜500mズレて表示されます。正直な答え:中国では最初からAppleマップ(VPN不要で動き、ズレも補正済み)か現地の高徳地図を使ってください。
VPNがあってもダメな理由
このサイトは基本的に「VPNを出発前に入れれば解決」と言い続けていますが、このページだけは違います。中国では地図データの座標系が法律で独自仕様(GCJ-02)と定められており、GPSの実座標とズレるよう変換されています。中国国内で正規に事業を行う地図(Appleマップ、高徳、百度)はこの変換を織り込み済みですが、Googleマップの中国データは古い上に補正が噛み合わず、VPNで開いてもホテルのピンが川の中に立ちます。徒歩ナビで数百mのズレは「使えない」と同義です。
実際に使うべきもの
- Appleマップ。中国ではVPN不要で動作し、現地パートナーのデータでズレなし。日本で行き先を保存しておけば現地でそのまま使えます。漢字の住所表示はタクシーで見せるのにも便利。
- 高徳地図(Amap)。現地最強。中国語ですが、ピンの正確さ・バス経路・配車連携は別格です。
- Googleマップの出番は「調べ物」だけ。VPN経由で口コミや営業時間を見る分には役立ちますが、ナビには使わないでください。
出発前に:ホテル・駅・行きたい店をAppleマップに保存し、住所を漢字でメモ帳にも控えておくこと。地図が読めない状況で運転手に見せる漢字1行が、旅の最強装備です。
よくある質問
VPNを使えばGoogleマップは正確に動く?
動きません。ブロックはVPNで越えられますが、中国の地図データ自体が座標規制でズレているため、現在地とピンが50〜500m合いません。ナビ用途ではAppleマップか高徳地図一択です。
AppleマップはVPNなしで使える?
使えます。Appleは中国国内で事業を行っており、現地データでズレも補正済みです。中国旅行のナビはこれが正解です。
香港・マカオではGoogleマップは使える?
使えます。ブロックも座標ズレも中国本土だけの話で、香港・マカオでは普通に正確です。